「新しい技術をはじめるときは本を3冊読む」という話したら、
驚かれたことがあったので、どうしてこうしているのかをちょっと整理してみる。
VueやFlutterをはじめるときもとりあえず3冊読むようにしてたなぁ(*´ω`*)
なぜ本なのか?
公式ドキュメントなどもあるけど、本があるなら、
本を読む方が理解が早い気がしてる。
日本語で書かれてる
公式ドキュメントは英語の場合が多く、
翻訳を使えば、読めないこともないけど、
日本語のほうが圧倒的に速度が早くて楽ちん。
目次がある
目次は、本の構造(=学ぶべき順番やまとまり)が
わかりやすく整理されたダイジェスト版だと思ってる。
なので、目次だけをざっとみて全体像が何となくつかめるのでいい
網羅的である
公式ドキュメントや記事などで、ある程度できるようになるけど、
自分で検索した、必要なところだけしか学ばない傾向がある。
本だと、ある程度、網羅的に書かれているので、
知らなかった機能やツールなど見つかることがある。
すでに知ってる技術でも、知識が虫食いになってるので、
その穴埋めにもいい。
読むときのポイント
概念を掴み、語彙を集める
とりあえず、最初はなにもわからないので、
概念やコンセプト、なにができるかなどを
把握するのを目的でざっと読む感じ。
用語もその技術特有の言い回しだったりするので、
「どんな単語で検索するとよいか」などを意識してる
使いたい・あとでよむ箇所に付箋
はじめてみたものだとしっかり理解できないので、
使いたいと思ってる機能や大事だと思ったポイントなど、
付箋をペタペタはっておく。
必要になったときに見返したりできるようにしておくくらいで、
最初は読んでいく感じにしてる。
そのときは理解できなくても、あとの章でわかるようになったり、
実際に動かすと、読めるようになったりするので、
とりあえず、マークしながら読み進める。
なぜ3冊読むのか?
3冊とも載ってることは重要
著者や本で伝えたいことによって、書かれる内容が異なる。
章立てやその用語を説明する分量だったり、サンプルコードだったり。
逆に、3冊ともに載っていることは大事だと思う。
1冊だと偏りがあるので、ざっと3冊読むことにしてる。
あと、1度だと理解できなくても、
3回読むと、なんとなくわかるようになってくる。
同じ用語でも言い回しが異なる
同じ用語でも著者によって説明の仕方が異なる。
ある本ではちゃんと理解できなくても、
他の本の言い回しだと理解できることもあるので、
複数の本を読むと理解が深まる気がする。
知識の穴埋めが捗る
それぞれの本でトピックが異なるので、
それぞれでかぶらない内容もある。
コラムとか備考とか参考とか、
自分には重要なことが載ってることもあるので、
それをピックアップしていく感じ。
ざっとこんな感じで読んでる気がする(´ω`)
用語や概念は、知ってる知識に引っ張られやすいので、
何冊も読みながら脳内マップをつくってるのかも。
もちろん、公式ドキュメントや実際に動かしてみるのも大事なので、
本・ドキュメント・コーディングしながらがいい気がする。
全然理解できなくても、いろいろやっていくうちに、
「あ、これあの本に書いてあったかも!?」
ってなることもあるので、とりあえずの流し読みでも〜